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2014年2月 1日 (土)

手抜き施工の序

1/144熊本城、

石垣を石膏で再現せんと思ったまま停滞しておりました。

もしかしたら
3Dプリンタのフルカラープラスタ(樹脂強化)で
何かできそうな気がしていたから、ということもあります
(もちろん時間が取れなかったことも大きい)
 
備忘録。
カラー指定のCADデータは、当方設計環境からでは
VRML形式でしかエクスポートできず。
これは最後になって1000倍拡大してから変換しないと
寸法が圧縮されてしまうので、必ず変換後にもサイズチェック必須
なおかつ
2mm幅未満の凸表現は保証外として材料選択されない 
 
かつて乗工社?が発売していた
石膏のトンネルポータルなどがありましたが
素地での質感は、あれに勝るものは無く
(もちろん材質が何であれ、それをいかにモチーフに近づけ再現できるか、
 ということこそがモデラーの本領ですが)
 
こんなものを試してみておりました。
Rimg1020
ターンテーブルのピット。
大型蒸機が乗るものは、大手さんが作ってくれるだろうから
もっと小さいものに特化しようと数種試作。
下路式であっても水抜溝は欲しくて
(道路の側溝が再現されているレイアウトをあまりみかけませんが、
 野営経験があれば水抜きの重要性が身に染みておりますゆえ
 これは是が否でもつけたかった)
 以前、大型旋盤借りてアクリルぶん回し、ウレタン注型して
枯らし試験(要するに直射日光下に晒す)みてみたことがあります。
結果、
当時の樹脂番号ではやや難ありで躊躇。
 
ようやく、石膏(樹脂含浸)でワンオフ作成ができるのであれば
なんとか経年変化もあまり酷くはならないかと期待しつつ
(ただしフルカラー石膏の着色については染料のため、おそらく褪色が早いはず)。
 
これらは、データを単純に「作りたい形状」で作成してしまうと、
せっかくの石膏材の造型条件に合致せず
高価なアクリル材などでしか出力できなくなります
(しかも結構お値段が張ります=体積比単価となると特に厳しい)
試行錯誤3回目。
まだ習作ですが、参考までに一部をお目にかけます。
比較的廉価な石膏でさえ、さすがにこの体積となると「お手ごろ価格」とは言いがたいのは、やむをえず。
 
OBJファイルがうまく出せず、
カラーデータをWRLファイル方式選択で造型のため
円周方向がかなり荒く、削らねばなりません。

Rimg1018

パウダー造型の際の積層段差は、アクリル造型でも多少は
出てしまうため、研磨切削は必須。
 
1回目は枕木を浮き出しましたが
削る効率を優先し、枕木を廃して位置決めの凹みだけ仮につけました。
 
表面を削るのであれば
(結着材が半光沢となっており、削ることで
 ツヤ消しにもなるため情景用には好都合?)
フルカラーである必要もなかったわけで
これは反省点。
 
カラー有無は、造型価格にあまり差がないようです
(同一条件ではないので単純比較できませんが)。
 
 
アクリル材や、ABSライクでは
削るもの一苦労のはず。
しかし石膏より表現条件が細かくできるはずなので、
「削る総量」が少なくて済みそうではあります。
 
 
石膏とて、固定に樹脂含浸処理のため
18番の紙やすりが目詰まりを頻発し
寒い冬とて、室内の暖房の近くでは削る作業も危険なので
(粉塵爆発は怖い…心配しすぎかもしれませんが)
防寒着で装備して、屋外で削ったことでありました。
 
 
思ったよりも「樹脂の重さ」「樹脂の表面感覚」に近いです。
厚み3mmと強度優先で余裕を持たせましたが
2mmでもこの程度の模型用の用途には、
実用十分な強さです(落下衝撃などを除く)。
 
 
ターンテーブルピット3作目でも、まだ
データそのままで出力>即設置可能、という状況ではないので
もうちょっと試行錯誤してみます。
 
 
これで1/144熊本城の石垣を、
プラキットと違う傾斜(一部の左右反転させたい)に
直す手法を
ちょっと簡略化できそうと皮算用。
体積比の価格からして、いますぐ手出しができませんけれども。

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