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2013年9月 9日 (月)

グランビー鉱車の名の由来、そのとっかかりに近付いたのか否か

これはちょっと前に自分の中ではケリがついた話。
いま資料協力をお願いしている調査案件ではありません。
 

特許公報を見ていたら
B61D9/00(項目:チップラ)の昭和30年代、突如
グランビー型(の改良)と言う文字が
やたら出てくる次第でありまして、
その中には活字のカスレやニジミで
グランーと読めなくもない文字もあり。
そうでなくても作業現場では言葉が化けることは
よくありますし。たぶん(?)。
そういえば某社の公開文書では表示が
グランビ、とこれまた個性あるもの。
 
戦時下の混乱期の特許関連の記録はごっそり無い
(そもそも申請どころではないか&著作権離脱時期ペナルティ加算)
ということは、
さては海外の特許の大国を調べねばならぬかと
思っていた矢先。
 
以下引用。
____
cited:
"MINERAL INDUSTRIES IN WESTERN CANADA"
(THE TENTH COMMONWEALTH MINING AND METALLURGICAL CONGRESS
 - SEPTEMBER 2-28,1974: The Canadian Institute of Mining and Metallurgy)
 
Probably the best-known development to originate at Phoenix was
the self-dumping Granby car.
Although based on an earlier wooden car,the Granby car in its present
form was first introduced in 1905 when twenty 10-ton steel cars were
built for use on the main haulage levels.
___
 
どうりで戦前の鉱車カタログに出てくるわけですな。
フェニックス鉱山の会社名に由来と目星がついたので
ここ調べてゆけばよい、と判っただけでもかなり満足。

まだ他にも調べたいことがあるのですが

「そんな時間があるなら仕事しろ」というご意見は
まったくその通りでありまして、
 
とりあえず急いで研磨した原型3点を
どこかに送りつけた週末でありました。
 
 
「グランビー型」などの名称記述や構造解説はあっても
その名の由来を、これまで雑誌記事や書籍で記述されていたことを
見たことがなく(ただ単に当方での見落としかもしれませぬが)、
諸兄には至極あたりまえの常識であっても
狭軌界では有名らしい先輩など色々な方に
事ある毎に尋ねるも「知らない」と。
 
執筆時点での「今は常識のこと」であっても、
時間の経過によって、あとでそれを読んだ者が
「たった一行の表現の背景がわからないため」
理解できにくいことがあります。
趣味界でご活躍の研究者の皆様、釈迦に説法は承知の上で
脚注を多くつけていただけると、大変ありがたいです。
引用元を明記するのは、あとからの客観的検証に不可欠。

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