« 木の肌の色 | トップページ | 溶けかけ(暑い) »

2010年7月15日 (木)

石膏をこねた遠い記憶

熊本城の石垣を彫りなおすなら

石膏で、

と思っておりますが

思えばここ数年、

石膏を使っておりませんでした。

 

学生のころは美術部に入り浸り

(美術のセンスは皆無だったので入部せず)

石膏を分けてもらって、小さい「地面」を作っていたのは

もう何年前になりますことやら。

 

プラスターではなく、

純粋に美術用の石膏を使っていたのは

「硬化が速い」

からです。

硬化が速いというのは

作業時間の短縮ができる利点でもあり、

また

もたついていると

思う形状に整える間もなく硬化するという

リスクもあります。

固まってから削るのは、かなり難儀です。

 

こねる手順、重量計測、などの単純なことは

忘れていてもなんとかなるのですが、

地面表現などに必要な

「硬化しはじめに

 ティッシュペーパーなどで表面をたたいて荒らす」

という手法の、時間的な勘を

すっかり忘れてしまっております。

 

石垣を作る上では必要ない作業なのですが、

 

石膏の取り回しの勘を取り戻すには

手を動かすしかないので

Image033 手元の板に

発泡スチロールを重ねてあった

中途半端なものに

石膏を

盛り付けてみました。

単純に、習作です。

 

遅延剤を含まない、石膏のみですから

すぐ硬化するので

100g単位で細切れ作業となります。

 

石膏を練る器は

ポリプロピレンだったかなにか忘れましたが

剥離しやすいものを用い

(これはウレタン注型用の混合容器だったはずですが

 ウレタン樹脂は結局、あまり使わないまま終わりました)、

加水の際の器に「硬化した石膏」が次回分に混ざると

水分を吸われてしまうのか、とにかく弱くなるので

一晩あけて

(硬化した古い石膏を、完全に除去できるようになってから)

次の石膏を加水、練り、盛り付け。

かくて、5分程度の作業をちまちまと繰り返し。

|

« 木の肌の色 | トップページ | 溶けかけ(暑い) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 木の肌の色 | トップページ | 溶けかけ(暑い) »