« 露光オーバー | トップページ | さらに知らないほうがラクな話 »

2010年6月 3日 (木)

情報は工作のあとでやってくる

Rimg1623 出入口部分のベースは

石垣の表現が省略されているのですが

ここも我流で彫りこんでしまいました。

隠れる箇所といえば他に

Rimg1624  ここも彫刻されていない箇所を

彫ってみました。

スジには水性マーカーのグレーを入れてみた状態

(このまま塗装すると、あとから水性インクがにじみ出し

 独特の風合いになりますが、失敗したら一からやり直し

 となるので、お勧めしません)

まだこれから、石のスキマを部分的に彫り広げたり

やることはたくさんあっても

Rimg1625 こんな具合に

隠れる箇所が多いので

実に無駄な、

自己満足の骨頂であります。

それも、

自分ではまだ満足できていない(表現の技術力が致命的に不足)

というので始末に悪いです。

さて、

先日、

県立図書館に出かけての調べ物

(青森中心街から、三沢まで足を延ばした昨日の記事は

 明らかに遠回り過剰)のついでに、

付焼き刃のにわか勉強をした、

城郭の石垣についての少しだけの追加知識

  

1)野面(のづら)積み

自然石を、あまり加工せず積んだ石垣。

 

2)割石(わりいし)

石垣用に加工した石材。

 

3)矢穴

割石を切断した際のクサビを打ち込んだ穴の跡。

 

4)間詰石

大きな石材の余白補充に詰めた小さい石。

 

そしてここからが、清正調(=熊本城以降)ならではの特徴↓ 

5)算木積

石垣の隅石を、長方形の石材で互い違いに組む。

 

6)はつる(動詞:はつった、など活用変化)

石材表面をきれいに打ち欠く仕上げ。

 

・・・算木積みは完璧に全ての箇所には施工されてはいません。

 しかし

 これを知っているか否かで、かなり表現を変えたくなります。

 

選択肢A:光硬化パテで埋め、隅石だけ彫りなおす

選択肢B:いっそのことベースは石膏に置き換えて

      彫刻しなおしたほうが手間かからない気がしてきた

選択肢C:そもそも熊本城ではなく、「俺城」なので

      そんなことは無視してそのまま組んでしまえ

大天守の石垣の外周まで彫りこみを終えた時点で

ヘンな情報を仕入れるべきではなかった、と後悔しつつ

しかし、知らないまま完成してしまって悔しがるより

まだマシなのかもしれません。

 

熊本城に行ったのはたった1回、

熊本大の臨海実験所で、実習参加した帰り道で、

当時、まともに観察をしているはずもなく。

(濃くも懐かしい記憶は残りましたが…)

 

あぁ気になることが増えてきた。

「さくら」が走りはじめて激変するであろうころに

再度、実際の熊本城を観察に出かけたいものです。

いや、見ないほうが幸せなのかも?

|

« 露光オーバー | トップページ | さらに知らないほうがラクな話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 露光オーバー | トップページ | さらに知らないほうがラクな話 »