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2010年5月25日 (火)

隔靴掻痒

小天守の石垣だけは

内外とも掘り込みを終えて、

やめておけばいいのに

「ちょっとスエード調スプレーを吹いてみよう」

勢いにかませて塗ってみた結果、

Rimg1590  

撃沈。

画像の左は、未加工のままの石垣(大天守側)

対して、スエード調グレーを吹いたままの

小天守の石垣が、

まるで

発泡ウレタン樹脂の緩衝材に見える…。

 

アスファルト、またはコンクリート、

そんな感じに見えてしまっておりまして

玄武岩、安山岩とは言わずとも

思い描く石垣の表現には

はるか遠く。

これから先に、ドライブラシだとかオレンジピール化するとか

何か手をかけるにしても、

思っていた表現から乖離しすぎ。

気に入らないので、

ある程度、悪あがきしてみて

イジリ倒してみてから

やり直し予定。

___

このサイズになると

ラッカーうすめ液で

(アクリル用の、"模型でいうところのラッカー"ではなく

一般的なラッカー、つまりスチレンを溶かすやつ)

表面をざらつかせてみたい衝動にかられます。

万一、失敗したら

石垣だけの分売は3,800円(キットの分売一覧より)。

~~~ 

この「うすめ液でザラつかせる」表現、

かつて、発泡スチロールで岩肌表現をしていた折

たまたまラッカーうすめ液が作業途中で切れてしまい。

手元に、ペイントうすめ液がありまして、

「これもペンキを塗るとき使うぐらいだから、

 強力にスチロールを溶かすに違いない」

と、軽く塗ってみたところ

予想は正しかったので、一安心。

ゆっくりですが、スチレン材が縮んでゆきます。

しばらく鼻歌まじりでした。

しかし。

 

若かりし日々には、まだ

「何も知らない」ということが

いかに恐ろしいものであるかを、

じわりと痛感する結果が

待っておりました。

 

お気付きの方も多いと思いますが、

ラッカーとペイント、その乾燥速度が

違うのだ、ということを

 

翌朝、発泡スチロールの山が

全部消えており、

膜状に茶けたその残渣と、

そして、12時間経過しても

まだ乾燥しておらず、

臭気が抜けないベース。

それが

我が目の前に展開している光景。

 

ラッカーは、乾燥が速いからこそ

この表現に向いていたのであって、

ペイントうすめ液でこれを行うことは

愚の骨頂であるのだ、と

犠牲をもって知った記憶。

…20年も前のこと。

~~~~

ペブリング効果が出せるのか、

思っている表現に少しでも近づけるのか、

まだまだ先は長く、たぶん到達はできない道。

 

先日、メールで「私も熊本城を組んでます」と頂きました。

そんな早く工作はできないので、

掛け値なしで羨ましい限りであります。

 

追伸:月末までに間に合うのか判りませんが、生産中↓

琴電21初期、22中期、23末期、24末期、定山渓801、802、1001+1011、1101+1111

少しは仕事らしいこともやっておりました、はい。

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