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2010年2月 6日 (土)

微量沽券

1月末で、ナンバープレートの今期分特注受付は

締切といたしましたが、

その中で

「これの円形プレートを作成してほしい」

とリクエストがありまして。

過去、市販品にあわせて作成してみたものがあるので

その版下を参照していただくと

「ちょっと違う」。

ご希望のそのものズバリの機体の画像は

得られないとのことなので、

参考に示された写真でも

 

いまひとつ、ピンときません。

 

それは

「TYPE XXXX」とある円形プレートの

TYPEの文字を、敵性語追放運動の折に除去した3400の事例を

「南の空、小さな列車(湯口徹著)」で見た印象があまりに強く、

「形式  XXXX」となっていることに

違和感を覚えるからです。

 

なんといいましても当方、不勉強かつ

基本的に、カマは門外漢でありますれば

ご依頼いただいた方より見識もあろうはずがなく。

しかし

「デッサンのセンスは任せる」

とまで仰っていただいては、

ごくごく小さな貧乏零細弱小偏屈ガレージメーカーもどきとして

やらねばなりますまい。

ごくごく小さい我が書架にある雑誌や資料っぽいものを

片っ端から見て回ることになり。

夕方から飯抜きで探し、日界にようやく資料を見つけ。

いわく

「米国製機関車の前頭部は円形プレートと指定された」

「通達があるまではサイズ指定はなされなかったが

 のち15インチ直径と指定」

「当初はTYPE表示だったが、大正年間に

 これを形式表示に変更する通達が出たが

 全車に及ばなかった」

TYPEの文字を削って、形式、という陽刻を新たにつけている

現品写真もあって、納得。

 

さて、依頼のあった米国製機関車のナンバーは

輸入が明治年間であり、円形プレートは

…TYPE XXXX にすべきか、形式  XXXXにすべきか

時代設定で変わるので

(実際の個体がどうだったのかは写真がなく判断できず)、

明日正午の締切までに、

ご依頼主に、判断していただかねば。

 

次回の特注受付は夏ごろになりますが

ようやく円形プレートも「図面根拠のある作成」が可能になりました。

これをNサイズにして何か作ったところで、売れないだろうなぁ…。

                       気が向いたら(?)

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